営業統括
営業
製品の受発注を取り仕切っている、きわめて重要なセクションです。
営業部門は小物から巨大なステージ・造形物まで、全てをプランニングして実現させる役割を担っています。俳優座劇場の営業部門は約70年にわたる実績をもとに、独自の発想を織り交ぜながら、お客様と一緒に「面白い、ドキドキ、ワクワク」を追求。皆様に安心・信頼していただける仕事を目指し、日々努力しています。
10年、100年と続いていく芸能の世界において、営業メンバーも、伝統を身につけながら新しいものを取り入れています。
運用
運用部門は国内外を問わず演劇・ミュージカルなどのセットの建て込み作業や、在京キー局の大道具業務がメインです。その他コンサート・イベント・展示の施工も行います。工場で作ったセットをテレビスタジオ・ロケ先などで組み立て、収録の立ち会いをし、収録後は解体もします。セットの建て込み担当として、各地方を回るツアー公演に同行することもあります。様々な業界の人と仕事をする機会があり、技術以外にも人間力を高めることができるセクションです。ドラマ、バラエティ、報道、音楽など幅広い番組に携わる、現場の「大道具さん」と呼ばれる役割です。現場では安全第一・臨機応変・創意工夫といった精神のもと、業務に従事しています。
社員インタビュー
- 1997年入社
担当している業務主に舞台大道具の営業をしています。
仕事内容はお客様との打ち合わせ、見積もり、製図、発注、仕込、バラシ、請求などです。
- Q: この仕事に就くことになったきっかけ、俳優座劇場に入社することになったきっかけを教えてください。
- 学生時代は勉強そっちのけで演劇部に入れ込み、大道具を主に担当していたので、それが仕事にできればいいなと思っていました(余談ですが、もっと勉強すればよかったと後悔しています…)。
たまたま読んだ舞台のスタッフの本で、一番最初に俳優座劇場が紹介されていたので「一番いい会社なんだろう」と思い、入社を熱望し、無事採用してもらえました。
- Q: 実際に働いてみて、職場や会社に対してどんなイメージをお持ちですか?
- いい意味でも、ときには悪い意味でも、柔軟性がある会社だと思います。
いい意味では、古いものに凝り固まらず、常により良いものを生み出している点。また、生み出しやすい環境である点。
悪い意味では、「こういうときはこう」のような、決まりが少ないこと。このことがマイナスに作用すると自分勝手に陥り、あぶないと思うことがあります。
- Q: 俳優座劇場で働く醍醐味、面白さは何ですか?
- 目標があって、ゴールがあって、その目指すべきものに力を注ぎ、達成していくところに面白さとやりがいがあると思います。
- Q: 求職者の方へメッセージをお願いします。
- やる気があれば、いろいろな知識や経験が活かせる職場だと思います。
仲間と協力して、物事を作り上げていく楽しさを実感してください。
- 2019年入社
担当している業務3課運用係という部署で、劇場での建て込みと解体を担当しています。
道具を現場で仕分けるための合判振り、仕込の工程を考えながら必要な資材を集めたり、出荷前の建て込み準備を行ったりします。
工場で作られた道具を劇場で形にするための大道具の舵取りをしつつ、美術家の要望を最後まで叶えるという重要な部署です。
- Q: この仕事に就くことになったきっかけ、俳優座劇場に入社することになったきっかけを教えてください。
- 中学生の頃に大道具という仕事の存在を知り、高校・大学と、どちらもものづくりができる学校を選びました。
高校生の時にインターンシップで舞台大道具の現場に行く機会があり、そこで芝居の大道具を目指そうと思いました。そしていろいろな会社を調べていく中で、俳優座劇場を見つけました。
- Q: 実際に働いてみて、職場や会社に対してどんなイメージをお持ちですか?
- とにかく体を動かしてガシガシ働くイメージでしたが、実際は想像していたよりも繊細で、いろんな技術や柔軟な発想を求められる仕事でした。
- Q: 俳優座劇場で働く醍醐味、面白さは何ですか?
- クライアントさん・他のセクション・観に来るお客様、いろんな人との出会いがあること。社内だけでも本当にたくさんの部署があり、いろんな人が携わって作品が作られています。
限られた時間の中で安全に、きれいに道具を飾るための準備や技術が求められることはもちろんあります。
美術家のイメージや芝居の演出を実現させるために試行錯誤した仕掛けものが上手くいったときや、本番を通して事故なく無事に解体まで終えられた時の達成感はとても大きいです。
特に私の部署はお客様と直接顔を合わせる窓口にもなるため、責任重大ですが、その分反応を近くで感じられるのも魅力だと思います。
- Q: 求職者の方へメッセージをお願いします。
- お芝居やテレビ、ドラマを好きな人は多くても、実際に仕事にしようという人はあまりいないのかなと思います。
身近なコンテンツだからこそ、裏の仕事に興味のある方はぜひチャレンジしてほしいです。