背景
背景
舞台美術家やデザイナーが考えたイメージを具現化するのが、背景課の仕事。いわば仕上げのセクションです。
木工パネルやスチロールの塊に外壁材でテクスチャーをつける、ビニール幕や布製バック幕に絵を描く、床に敷くビニールマットに絵を描くなど、表現方法は様々です。
背景課の仕事は、「工場で仕上げた後、舞台やスタジオに飾り、照明が当たった際にお客様のイメージ通りに見えるか」が勝負です。
舞台美術において、お客様が作品の世界に入り込めるか否かは背景で決まるといっても過言ではありません。
俳優座劇場が約70年にわたりこの業務に携わってこられたのは、ひとえに会社として確かな品質のものを提供し続けてきたからであると自負しています。今後もクオリティを第一に、お客様の幅広い要望にお応えするべく、常に新しい表現を探求してまいります。
社員インタビュー
- 2007年入社
担当している業務私が担当しているのは、バラエティ、ドラマ、コンサート、芝居等の仕上げをする背景というセクションです。
デザイナーの模型や絵などをみて着色する仕事をしています。
- Q: この仕事に就くことになったきっかけ、俳優座劇場に入社することになったきっかけを教えてください。
- 元々、大工仕事のような作ることが好きで専門の学校へ行き、就活の際に先生に俳優座劇場を紹介していただきました。
俳優座劇場は舞台関係が強いので、自分のやりたいことと合っていると思い、入社を決めました。
- Q: 実際に働いてみて、職場や会社に対してどんなイメージをお持ちですか?
- 近頃は若い子もたくさん増え、活気があっていい職場です。
福利厚生や有休などの面で企業努力をし、年々良い会社になっていると感じています。
- Q: 俳優座劇場で働く醍醐味、面白さは何ですか?
- デザイナーからの指名が入ることの嬉しさや、仕上がった道具に対して評価していただけることが、やりがいに繋がって面白いです。
自分の力量、技術が試されるので常に向上心を持って仕事に取り組むことができます。
- Q: 求職者の方へメッセージをお願いします。
- こんなにも明るく、優しい先輩ばかりの職場はなかなかないと思っています。
皆が一丸となって取り組んでおり、仲間意識も強い会社です。これからのテレビや演劇界を、私たちと一緒にもっと盛り上げていきましょう！
- 2016年入社
担当している業務背景課では主に、様々な方法で道具に塗装をしたり絵を描いたりしています。
- Q: この仕事に就くことになったきっかけ、俳優座劇場に入社することになったきっかけを教えてください。
- 小さい頃からものづくりが好きだったこと、テレビや舞台、コンサートを観るのが好きだったことがきっかけです。
中学時代にこの業界に興味を持ち、大学時代の就活中にテレビも舞台もコンサートにも携わっている会社を調べた時に俳優座劇場を見つけました。
- Q: 実際に働いてみて、職場や会社に対してどんなイメージをお持ちですか?
- 元々、裏方の仕事には体力が必要というイメージがありましたが、それは今も変わりません。
ただ、歳や部署に関係なく話したり仕事で助け合ったりすることも多いので、背景課だけではなく会社全体的にフレンドリーな雰囲気だと思います。
入社して7年ほどが経ちますが、会社が移転したり週休2日制になったりと毎年様々な動きがあり、「変化を止めない会社」という印象があります。
- Q: 俳優座劇場で働く醍醐味、面白さは何ですか?
- 仕事をするにあたって上手く流れを作るチームワークや仕事から得る達成感です。
他部署や部署内での連携なくしては仕事は成り立ちませんし、無事に道具が出荷され問題なく建った時の達成感は働く醍醐味、面白さだと思います。
- Q: 求職者の方へメッセージをお願いします。
- 大道具は華のある仕事ではなく危険が伴うこともある仕事ですが、縁の下の力持ちとしてなくてはならない存在だと私は思っています。
覚えることもたくさんありますが、頼りになる先輩たちが優しく、時には厳しく教えてくれます。
自分が携わった仕事を実際に劇場やテレビで見てみませんか？
