製作

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製作課は大道具全体の根幹を支えるという、重要な役割を担っている部署です。
木材やアルミ・鉄といった素材を組み合わせ、小さなものから大きなものまで何でも作ります。伝統的な技法と最新の手法を複合させることで、お客様の理想をさらに超える製作物に仕上げていきます。
大道具は舞台の“基礎”にあたる部分のため、「上に何人乗るのか」「どんな動きをするのか」が重要であり、出演者の命を預かる仕事とも言えるでしょう。

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製作とは、単に依頼された道具を用意すればいいというわけではありません。なぜなら、テレビ番組に使うのであれば特番なのかレギュラー番組なのか、舞台なら上演回数は少ないのか全国公演なのかなど、用途や使用頻度によって建て方や見せ方は大きく異なるからです。
俳優座劇場では製作において、観客から見えない部分は簡素化したり、古材を再利用したりと、SDGs達成に貢献できるような工夫も凝らしています。一人ひとりの技術・知識・経験を結集させ、巨大な舞台セットを作り上げます。

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社員インタビュー

2019年入社

担当している業務製作課の仕事は、全ての道具の下地となるものを作ることです。
稽古用の道具からテレビ番組、舞台のセットまで幅広く携わっています。
基礎の部分で作り間違えが発生してしまうとその後全ての工程に影響してしまうので、とても責任のある仕事だと思います。
2019年入社
Q: この仕事に就くことになったきっかけ、俳優座劇場に入社することになったきっかけを教えてください。
高校生の頃に演劇部で大道具に出会い、様々な場所、風景を作り出すこの仕事に魅力を感じました。大学では本格的に大道具を学び、念願であったこの業界に足を踏み入れることができました。
Q: 実際に働いてみて、職場や会社に対してどんなイメージをお持ちですか?
力仕事ばかりで男性でないときついイメージがある仕事ですが、実際の職場は老若男女様々な人がいて、それぞれが自分の得意なことを活かして働いています。
女性だから、力がないから無理ということはありません。
Q: 俳優座劇場で働く醍醐味、面白さは何ですか?
小さい頃から見ていた番組や有名な劇場で行われる舞台に携われることです。
友人や知人たちから「このドラマがセットだと思わなかった」「この舞台のセットが凄かった!」というような生の感想が聞けるのが醍醐味だと思います。
Q: 求職者の方へメッセージをお願いします。
洋風の建物から和風の建物、屋外風のセットまで、様々な風景を作ることができます。
いろいろなものを作ってみたいという方は、ぜひ一緒に働きましょう。
2006年入社
係長

担当している業務主に打ち合わせ、各部署との擦り合わせ、班のスケジュール組みといった管理職業務や、製作図面の書き抜き製作を行っております。
2006年入社
Q: この仕事に就くことになったきっかけ、俳優座劇場に入社することになったきっかけを教えてください。
ものづくりに興味があり、飽き性な性格だったため、いろいろなものづくりをしている会社に魅力を感じ、ここなら続けられそうだなと思い選びました。
Q: 実際に働いてみて、職場や会社に対してどんなイメージをお持ちですか?
自分が入社した時に比べると演劇関係の仕事が中心になっていて、業界の特性上、受注生産、短納期の案件が多いように感じます。会社では働き方改革で週休2日制が導入されたことにより、平日の仕事内容が濃くなった印象です。
Q: 俳優座劇場で働く醍醐味、面白さは何ですか?
製作課は工場での作業が中心で、最後の組み上がった大きいセットを見る機会が少ないので、実際に現場で働いている人たちと比べると達成感や醍醐味を感じにくい部署ですが、現場から上がってくる現場報告の写真や、うまくいった等の言葉をもらうと、頑張ってよかったなと思えます。また舞台、テレビを通して目にすることがあると単純に嬉しくなりますね。
Q: 求職者の方へメッセージをお願いします。
昔は「仕事は見て覚えるもの」といわれていましたが、ちょうど自分が入社した頃からその考えが変わりはじめ、先輩方から仕事を教えてもらい、仕事を後輩に「教え」、仕事を「覚える」ようになってきました。職人の世界では見習いという言葉があると思いますが、見習いとはすなわち「見て習う」こと。最初は見ても何もわからないかもしれませんが、やってみてできなくても「見て・習って(盗む)・考える」ことが大切です。
様々な人とコミュニケーションをとり、仕事を先輩から「教わり」、そして「覚える」を繰り返す中で、いつの日か一人前の大道具になってみたいという方は、一緒に働きましょう。

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